採用情報
採用情報 こんな仕事・こんな先輩
プロジェクト推進部 ACTIS再構築グループ グループサブマネージャ Y・T 1行のプログラムに込められた責任感
私はいま港湾関係のプロジェクトでリーダーを務めています。具体的にはコンテナターミナルのシステムをリニューアルする案件です。コンテナターミナルとは船便での輸出入時における玄関窓口なのですが、同時にコンテナ在庫管理としての役割も果たしているんですね。技術の発達により昔は紙の作業帳票でやっていたコンテナ揚げ積みの段取りなどもすべてシステム化されていますし、荷役機器がコンテナを船から揚げたり、船へ積んだりといった操作までアプリ化が進んでいるんです。
 
ダイヤ情報システムの良いところはユーザーとの距離が近い点にあります。ユーザーと一緒にどういったものを作っていくのか、打ち合わせの段階からモノづくりに関われる。そして完成したあともフォローし続けていける。トータルで仕事に関われることに非常にやりがいを感じられる環境です。
 
いまでも覚えているのが入社一年目の頃に先輩から言われたこと。コンテナ内の温度管理をシステムで制御するのですが、たとえば自分が書いたプログラムにミスがあり、1℃誤差が生まれたとします。プログラム上はたった1行かせいぜい2行の誤りかもしれません。しかしその1℃の誤差が生み出す損害、被害、荷主様にかけるご迷惑の大きさたるや。もし品物がアイスクリームだったら全部溶けてしまいかねません。その話を聞いた時に感じた「重み」はずっと忘れないようにしようと心に誓ったものです。

これからこの世界に飛び込んでみようという方にお伝えしたいのは、IT業界は本当に変化が激しく、スピードも速い世界だということ。数年後、今からは想像もできない姿になっているかもしれません。しかし、その変化を恐れることなく、自分なりに対応すればいい。大きく構えて変化を楽しむ、ぐらいの気持ちを持つことが大事なんじゃないでしょうか。
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